工数管理 見える化
工数管理
ホワイトカラーの生産性向上を目指すために、工数管理がますます重要視されてきています。工数管理を正しく行うことで、企業経営における収益性・経営効率の向上や、プロジェクト管理のPDCAサイクルの実施、プロジェクト収支管理の可視化によってもたらされる社員の生産性に対する意識の向上など、多くのことを実現することができます。
「工数」をわかりやすく言うと「作業時間」に近い概念と言えます。主にシステム開発や製造の現場にて使われる用語と言えましょう。「工数管理」というのは、「工数」を「管理」することですから、「プロジェクトごとや事業ごとの作業時間の管理」と考えることができます。
例えばある会社で、3つのプロジェクトを担当している人がいるとします。おそらく毎日忙しく働いているため、それぞれのプロジェクトに何時間使っているかあまり気にしていないのではないでしょうか。それぞれのプロジェクトの投下時間比率によってプロジェクトのコスト(製造原価)が大きく違ってくるにも関わらず、多くの企業においては、リソースマネジメントが疎かになっています。
企業活動においては、人件費というのは、あらゆるコストの中で非常に大きなウエイトを占めます。例えば年収500万円の従業員の場合、月収ベースでは約40万円ですが、保険、福利厚生、オフィスの賃料などの販管費を考慮すると、従業員一人あたり100万円ぐらいかかることが一般的です。月間の営業日を20日、1日の勤務時間を8時間とすると、なんと1時間あたり約6,000円という、非常に高額な単価であることがわかります。このように高価なリソースゆえ、2,000円のコスト削減に1時間かけてしまうと赤字となるわけです。
知的集約産業においては、従業員のアウトプットの最大化こそが、経営に大きなインパクトをもたらすといっても過言ではありません。そのような高価かつ重要な人的リソースの活動を管理し生産性を高めることは、企業経営者や事業マネージャだけでなく、従業員一人一人が強く意識しなければなりません。
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